K10's Memorandum

いきなり登山が好きになりました

ロッキーマウンテン国立公園への小旅行 Part2 (回顧録)

前回までのあらすじ

大した準備もせず、5月末という微妙な時期、いきなりロッキー山脈にて4,000M超の氷点下の世界に身をさらした突撃旅行パーティ。1時間程度の山頂滞在後、下山するが、そのままデンバーの街に戻る前に、寄り道をすることを決意する。

 

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【目次】

神々の庭の散策 (Garden of the gods)

どんな場所か?

凄い名前の場所がある。ということで、車を少し走らせて、その場所に寄ることにした。世間的にどれほどメジャーな観光スポットかは不明である。少なくとも、一行の中にこの場所を知っていた者はいなかった。とりあえず、このスポットの詳細は、以下、ビジターセンターの情報を頼りにする。

Home - Garden of the Gods Visitor Center

 

場所は、地図を見ての通り、Pikes Peakから目と鼻の先である。

 

 

神々の庭へ突入

早速、ビジターセンターにとりあず車を止めて、景観を確認する。

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嗚呼、雲が。。。雲の先には、雪化粧のロッキー山脈が見えるハズ。今回の旅行は、悪天候とまではいかないが、雲が多く景観的には少し残念なことが多かった。

そして、手前に見える、赤い岩たち。この一帯が、神々の庭、と呼ばれるらしい。とりあえず接近して、見てみることにした。

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間近で見ると、結構はな迫力である。

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こうやって自動車との比較で見ると、意味不明なくらい大きな岩である。

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岩からロッキー山脈方面を眺めてみた。荒野だ。何となくこの一帯だけはアリゾナっぽい。遠くに、雲を被っているが、雪ロッキーが見えた。

Pikes Peakのついでに寄った程度だったが、グルッと歩いて回るだけでも1-2時間は軽くかかる。なかなか悪くない寄り道だ。この写真を撮った時点で、もう午後7時。この日は、そのままデンバーの街へ戻った。

デンバーも都市とはいえ、標高は1,500Mを超える地域。昔、オバマ前大統領が対立候補とのデンバーでの公開ディベートに出演した時、いつものリズミカルな応対が出来なかったことを批判(?)されれつつ、「標高が高かったから思考スピードが鈍ったのではないか」と、テレビ番組で真面目に解説されていた。バラク・オバマですら鈍ってしまうくらいの破壊力である。当然、我ら一行も標高の高さで体調が優れないものが出てくる。夜の宴会は、ホテルの部屋で大人しく実施された。

 

美しい湖を求めたはずのトレッキング(Bear Lake)

2日目。初日はデンバーの南側を攻めたが、今日はロッキーマウンテン国立公園方面に向かう。ここに限らず、国立公園には、車、徒歩で回る無数のトレイルやコースが用意されている。本来は、1つの国立公園をじっくり味わおうと思ったら、また天候リスクをヘッジする意味でも、何日かまとまって回る方が良いのだと思う。残念ながら、我々はたった1日で主要ポイントをつまみ食いするしかないのだが。

とりあえずは、場所は、デンバーの北西側。ここもとても近い。

 

ベアレイクのトレッキングコース (Bear Lake)

ロッキーマウンテン国立公園で情報を検索すると、大抵、このトレッキングコースが出てくる。Googleで画像検索でもしてもらえれば、美しい湖、背景に雄大なロッキー山脈という最高の構図の写真を発見するだろう。しかし!

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。山岳地帯の天候は無常である。

そして、一同は5月末の初夏のため、誰も予想していなかった。

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雪!

見ての通り、若干アイスバーン化しており、タチが悪い。

場所であるが、ロッキーマウンテン国立公園は、エステスパーク(Estes Park)という小さな街を目指すことから始まる。そこから、Bear Lake Roadをひたすら突き進む。30分ほどでロータリーのような駐車場スペースがあり、そこがトレイルの出発点。ベアーレイク自体は、駐車場から歩いて数分。ただ、この駐車場を起点に、沢山のトレイル、ハイキング、クライミングコースが準備されている。

Rocky Mountain National Park (U.S. National Park Service)

パーティーの装備

  • アウター:全員ソフトシェル春秋用、しかし自分はコットン系の街着
  • インナー:他のメンバーは不明。自分は街着のインナー2枚
  • 足下:ほぼ全員普通の運動靴。自分は、メレルのトレッキング用ローカット
  • 防風シェル:なし。その辺で売っている雨合羽着用
  • 手袋は半数が持つが、半数は素手
  • トレッキングポールなどの利器はなし。丈夫な枝を広い、杖とした。

観光旅行なのに、死闘の予感。どうなってしまうのやら。

(Part3へつづく)

 

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