【敢えて】2019年の第1座で超地味な登山をしてしまうの巻(2018年1月12日)
黄金のルートを選択
新年早々の3連休。特に日曜日と月曜日の天気は最高に良さそう。雪山だ、小屋泊だ、アルプスだ。。。しかし、何を血迷ったのだろうか。
土曜の塔ノ岳へ。。。
1日待てば好天と雪景色だったのに、敢えて土曜日に行くことになった。
なぜ。。。山頂は真っ白。しかも雪が降る前なので、超絶寒い。
おまけに、日中は雪ではなく小雨。
リハビリ戦第2弾
この冴えない天気に、敢えて塔ノ岳を選んだ理由は、前回記事でも記載した「顔面蒼白の友人」のリハビリのためである。まだ、振り絞るような登りや、雪山は難しいとのことなので、勝手知ったる場所になった。
バカ尾根ピストンではあまりにも芸はない。鍋割山から鍋焼きうどんを食べてから、塔ノ岳を回って降りてくるコース。考えて見たら、距離や時間を考えると、そこそこタフなコースでもある。
初めて鍋割山に至る尾根を登った時は、こんな苦しいコースがあるのか、と驚いたものだが、ペースさえ気をつければ実は歩きやすい。しかし、流石に病み上がりの友人には「楽ちん」とは言えなかったようだ。明らかにキツそうである。
ぐはぁぁーーーー
ぐえぇぇーーーー
あ゛ーーーーーー
どぉえぇぇーーー
謎の雄叫びを発しながら、後ろから自分を追随する。
悪天候予想なので人もまばら。雲もかかってモヤってる。こんな状況で、後ろで奇声をあげられていると、なぜかバイオハザードの映画を思い出した。ほら、向こうの方にゾンビが見えるでしょ。
地味な写真ばかりで震える
悪天候で展望もほぼない丹沢登山。自然とカメラを構えることは激減。
人は驚くほど少ない。この写真も驚くほど地味で、何も語るべきことはない。あえて言えば、寒かったのでPatagoniaのナノエアを着ました。ザンバランのレザーブーツはまだ快調です。ボトムスを新調しました。。。なんとも虚しい。
今度は塔ノ岳の山頂です。何もありません。真っ白です。寒いです。
と思ったら、一瞬だけ雲が切れた。そして、霧氷だ。
良かった。これが見れただけでも、何か来た甲斐があった。鍋焼きうどんと霧氷で、ギリギリこの登山は赤点を免れた。
オマケ
お馴染みの大倉バス停の「どんぐりハウス」跡地。
何とコンビニになっていた。ここに温泉施設でも作れば、ガッポリ設けられるような気がするのだが、まぁこれでもいいか。
林道にある小さなショベルカーも、まだあった。一応使われているんですかね。
鍋割山荘へ担ぎ上げるべき、水ボトル。写真は撮ってみたが、語るべき言葉はこれ以上はない。皆んな頑張って持っていきましょう。
嗚呼、なんて書くことに乏しい1座だったのだろうか。でも、気づけばスタートから7時間近く歩き続け、トレーニングとしては良かったのかもしれない。1月、2月は繁忙期になるが、時間を見つけて雪山に行こう。
おしまい。