【リハビリ】恐る恐る近場の山(鍋割山)へ向かう(2018年2月11日)
繁忙期終了の予感
職業柄、繁忙期と言うものがあり、職場では人によって時期が違ったりもするのだが、自分の場合この時期がそれにあたる。締め切り前の漫画家の様な謎のピリピリモードが続き、お風呂や睡眠くらいでは回復しない。そして繁忙期もようやく一息つけたので、体中の毒抜き、リフレッシュ、そして週末登山ライフに戻るための復帰戦として、丹沢の鍋割山に行ってみた。
もう少し遠くに行っても良かったのだが、睡眠時間を削って働き続けて、体力的に不安があったので、「手軽さ」重視ということで。。。前日に雨も降ってしまい、天気としてはイマイチ。
後沢乗越前のジグザグ急登。これくらいでウゲ〜となるかと思ったら、意外にもノーマルスピードで登り切った。思ったよりもずっと体力がキープできていたみたい。
後沢乗越から始る急登も、キツいなーという感覚よりも、やっと登山できたという充実感と毒素が抜けて行く開放感が強く、気持ち良く登れた。雪や凍結もほとんどなく、足下をそれほど気にする必要もなし。
山頂近くは流石に積雪が若干あり。ただ、アイゼンは不要。
山頂には沢山の登山客。さすが人気の場所である。気温は比較的高いとはいえ、下界よりもずっと寒い。登山に興味のない者からみれば、3時間もかけて山を登って「うどん」を食べるなど、意味不明な行為だろう。しかし、それがいいのだ。
残念ながら雲が多く、富士山も含め山頂からの景色はイマイチ。今回は足慣らし登山なのでまぁいいか、という感じである。
とりあえず、「うどん」ゲット。登山口で20人以上の若者集団(推定:高校生)と一緒にスタートしたので、せめて彼らより先に到着して行列を回避したかった。いくら若者達とはいえ、テント泊装備(インタビューしたら20KG背負っていると言っていた)を担いでおり、急登エリアで大きくスピードダウン。心配は杞憂に終わった。
下山時、折角持って来たのでチェーンアイゼンを装着して下山することにした。硫黄岳登山の後に購入したが使う場面がなく、今回が初装着。雪がある場所とない場所が交互にあるようなケースでは、着脱が容易な点はとても重宝する。使っていない時はカラビナでぶら下げておけばいいし。
氷とか雪に滑って転んでも、このくらいなら即大怪我ということはないので、チェーンは不要だった気がする。ただ、転んだら間違いなくパンツやウェアが泥まみれになってブルーになるため、安全のため、ということで。実際、見事にズッコケた登山客を見てしまった。
今回は鍋割山から塔ノ岳には縦走せず、そのままピストンで下山した。初めて後沢乗越からの急登を下山で使ってみたが、下ってみてわかるその勾配。二俣経由のルートは、大倉バス停まで山沿いをウネウネ歩くため、下山も結構時間がかかるのね。さっさと下山する予定が、バス停に到着したのは15時を回っていた。。。
しかも、下山したらブルースカイ。慣らし運転も完了したので、次は雪山登山にでかけたい。
とりあえず、意味なくカシャカシャ撮ったものもまとめてアップ。今回は短いが、これにて。