K10's Memorandum

いきなり登山が好きになりました

【通知表】2017年に買った登山道具を振り返る

投資の成果

本題の前に登山の話

本日(2017年12月29日)、2017年登山の登り納めとして、初心にかえり、高尾山に行ってきた。高尾山口からピストンしただけではつまらないので、陣馬山へ登り、そこから景信山、小仏峠と経由して高尾山に縦走し降りてきた。初めて陣馬山から歩いてみたが、序盤の登りを除いては、ほとんどアップダウンがなく、好意的に言えば平和な登山、本音を言うとちょっと退屈。歩きながら、今年最後のブログの記事を考えたりしていた。

 

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本題に行く前に、本日の登山の写真を何枚か。写真でよく見かける陣馬山の山頂にあるオブジェ。なぜこんなところに、こんなデカいものを作ってしまったのか。非常に謎である。

 

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午前中の天気は最高に良く、富士山もバッチリ。ちなみに、本日はお気楽登山のため、一眼レフを持参せずSONYコンデジで撮影。

 

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年末と言うこともあり、景信山、城山の売店はClose。持参した食糧が少なかったので、途中でお腹が減って大変であった。

 

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小仏を通り過ぎて、最後に高尾山に登って行く階段。バス停から休憩込みで6時間くらい歩いたが、この階段が一番キツく感じた。高尾山に近づくにつれ、小さなお子さんを連れた家族、大人数でワイワイ歩く若者が増えてくる中、ヌバックレザーの登山靴で歩く自分は少し滑稽に感じた。軽量級の登山靴をやはり買おう。

 

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最後は1号路。もはや山ではなく観光地である。行動時間は長かったが、シビアさが全くない平和な登り納めになった。

 

本題:2017年に購入した登山道具の話

陣馬山からの縦走路で考えていたのが、今年、登山道具にとんでもない金額を投資したのではないか、ということ。登山靴、ウェア類、ザック、消耗品と、部屋は1年前よりも明らかに登山道具で溢れかえっている。色々と考えながら慎重に買ってはいるものの、その後の稼働率が異様に高いギアもあれば、1度っきりでお蔵入りした道具まである。そこで、まず2017年に購入した登山道具で、秀逸だったと思うものを挙げていきたい。

 

5位 Millet鎖帷子

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夏も冬も活躍中。これを使い始めてから、ベースレイヤーが汗で体に張り付くことも、汗冷えもゼロ。体に近いところに着るものほど投資した方がいい、と言われるが、まさにこれがソレ。当初、耐久性は大丈夫か?と思ったが、夏以降の登山でTシャツで出動した時を除き毎回使用しているが、未だ最初に購入したものを使えている。素晴らしい。若干脱ぎづらいことが気になるのと、何も知らない人が見たら「変態」だと思われること必至。 

(ミレー)MILLET DRYNAMIC MESH SHORT SLEEVE MIV01566  BLACK - NOIR L/XL

(ミレー)MILLET DRYNAMIC MESH SHORT SLEEVE MIV01566 BLACK - NOIR L/XL

 

 

 

4位 FITS靴下

FITS(フィッツ) ライトハイカークルー F1002 ストーン M
 

テント泊で靴擦れに悩まされた時に、インソールの交換と共にこの靴下の使用を開始。サイズは少しタイト気味だがMをチョイス。Lサイズのソックスは、登山靴の紐が緩んだ時に靴の中でズレたりしてどうも不安である。このソックスは、購入後どの靴を履くときでも使用しているので、既に20回以上履いている計算で、最近の稼働率は100%。耐久性もしっかりしているし、何よりも、その後のテント泊や高山帯でのトラブルが出ていないので信頼性がある。

 

3位 ナルゲンの1リットルボトル

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一緒に登山をしていた先輩のふとしたアドバイスで購入。それまでは0.5Lを使用していた。ザックには予備の水を積んでいるので、サイドポケットに入れるボトルの容量は関係ないじゃないか?と当初思っていた。0.5Lと1Lで何が変わるのだ?と。しかし、振り返ると、この差は非常に大きい。自分は登りでの水の消費量が多い(オーバーペース)ので、0.5リットルだと頻繁に入れ替え作業が必要になる。ガブガブ飲んでも大丈夫な安心感は、自分にとってとても良かった。

 

2位 マムートのソフトシェル

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厳冬期終了時に、防風/防水の使い勝手のよいものを探していた時に購入。流石に雪山では携行していないが、それ以外の場面では毎回使用した。風よけ、休憩中の保温、そして樹林帯でのレインウェアなど、使い道勝手が非常に良い。このタイプのソフトシェルは色々なメーカーから出ているので、これよりももっと快適だったり、高機能なものもあるとは思う。マムートのジャケットはシルエットがカッコいい。

 1位 COTTONのカメラホルスター 

s-d-k10.hatenablog.jp

きっと、これを購入していなかったら、一眼レフ携行の頻度が落ちたかもしれない。それ以上に、登山中に撮影する写真がずっと少なくなってしまったと思う。感動した場面でサっとカメラを構えられるメリットは計り知れない。ザックを下ろして、雨蓋開けて、ザックを開いて、撮影してまた閉まって、という撮影とは関係ない一連の作業が一切不要になるわけである。

当初思っていた以上に安定しているし、耐久性も予想以上にいい。また、カメラを終止胸の前に置くことで、当然岩や樹にぶつけてしまうリスクもある。実際何度かガチャっとやってしまったが、その頻度も、本当に偶にである。鎖場やハシゴでは、流石にカメラはザックにしまうため、それ以外の場面で気をつければ、カメラを破損するリスクはそれほど高くはないと感じている。

 

番外編:欲しいもの

 

挙げて行くとキリがないが、摩耗が進むザックと、軽量登山靴の2つが現在リストのトップにいる。 

カリマー リッジ 40 タイプ2 ブラック 57512

カリマー リッジ 40 タイプ2 ブラック 57512

 

ザックはテント泊、夏山のスピード登山を除いては、オスプレーの38Lを使用しているが、連続稼働のせいか、両サイドのネットやハーネスが破れそうになっている。通算で40回以上使っているので、ある程度の摩耗は仕方ないが、稼働率を落とす意味でも、もう1個あってもいいかな、と感じている。登山仲間でKARRIMOR RIDGEを使用している人が2名おり、使い勝手がとても良さそうで気になっている。また、MYSTERY RANCHのザックも、特殊なシルエットが購買意欲を刺激する。セールとかないかな...

 

SALOMONのQUESTシリーズは、意外に重量があるので、軽快な登山靴かどうかは不明であるが、この記事の前半で書いたとおり、高尾山や奥多摩あたりを回るための靴が欲しくなってきている。実際この1年間を振り返っても、友達とハイキングのような登山も何回かあったりして、自分だけヌバックレザーというのはちょっと微妙である。特にこだわらなければ、セール対象になっている靴も沢山あるので、今度試してみよう。

と、なんだか、統一感のない記事になってしまい、ご容赦を。

 

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