【修行2】重量を気をつけてパッキングしたのだが...(山小屋泊編)
今回は山小屋泊である。
例によって事前にパッキングをして重量を測定してみた。11.25kg
この11.25kgは重いのか軽いのか?
鳳凰三山へのテント泊前の際のザックは18.9kgだったことを比べれば、7kg以上軽い。
- テント/シュラフ/マットなどの宿営セット ▲3kg
- 調理器具や食事(おつまみ含む) ▲2kg以上
- ザックはバルトロからいつものザックへ ▲1kg
- 水の携行を0.5リットル減少 ▲0.5kg
そう考えると、実質的な部分で何も進歩がない。。。しかし、やはり背負ってみると、11kgはちょっと重いかな、と感じるくらいで、あまり負担感はない。そういうわけで、特にこれ以上削るモチベーションが湧いて来ない。
スケジュールの関係上、重量がアップしている可能性がある
今回、初日は麓の山荘までの移動だけである。このため、現在ザックの中には、登山の行動着やら靴下等が入っている。そして、初日の移動のための洋服は、初日の山荘が預かってくれるという有り難いサービス付き。このため、実際に行動する場合は、洋服一式分が軽量化する予定である。ちなみに、行動着が入ったスタッフバック(タオルとか他のものも入っている)の重量は891.5gとなっている。
一番重いもの、それは食事
経験豊富な方であれば、必要な食料のカロリーと重量をきっちり把握できているかもしれないが、自分は、この領域はまだ未熟だ。とりあえず、美味しいものを持って行くと重くなる、という法則があるような気がしてならない。今回は小屋泊なので、朝晩は食事付きのため、行動食がメインとなる。
非常用のカロリーメイト、ウイダーインゼリーを除いた重量である。今回は、塩飴、ミルクキャンディ、エネルギー補強のゼリー、羊羹、チョコレート、駄菓子。。。おやつ満載な登山である。つまみもちょっとだけ入れてしまった。愚かであるが、止められないのだ。
そういうわけで、重量分析結果
- 行動食+カロリーメイト+ウイダーイン 845g
- レインウェア上下+ソフトシェル 705g
- エマージェンシーキット+洗面キット 431g
- 着替えの入った赤いスタッフバック(上記) 891.5g
- 防寒着+手袋+靴下(青いスタッフバック) 449g
- カメラ+レンズ 1,384.5g
- バッテリー関係、充電キット、ヘッドライト、コンパス、三脚 771.5g
- ストック 518g
- 水3リットル 3,000g
- ザック(オスプレイ ケストレル38) 1,440g
上記合計で10,435.5g。まだ1kg以上、総重量と差異があるが、サングラス、眼鏡ケース、水を入れる容器、カメラホルダー、ゴミ袋、ティッシュなど、細々したものの積み重ねか。
とりあえずパッキング
まだ水、ストック、カメラを搭載していないが、38リットルザックにはまだ余裕がある。サイズ感的には、いい具合に収まったので、あとは、せっせと食べて、軽くしていくしかない。
晴れますように。
登山終了後の振り返りをしたのが以下の記事です。
【散財2】夏山登山を快適にするための特別チーム編成
登山に行かないと、道具を語るしかない...
悪天候もあり、数週間ぶりに登山のない週末を過ごした。登山記録がないため、今回の記事は、夏山対策の状況を簡単に書いていきたいと思う。
- 登山をしても夏は暑いという罠
- 半袖を着てみた(コロンビアの山シャツ)
- 半ズボンとタイツを着てみた(ワコールCW-X)
- 装着するとこうなるのである
- 汗を拭くタオルを発見する
- 脱水対策(おまけ)
登山をしても夏は暑いという罠
登山しています、と言うと、「山は涼しくていいですよね〜」という反応が帰ってくることがある。いや確かに、稜線まで出れば涼しい、というか高山で風があると寒いし。しかし、そこに至までに樹林帯はサウナ風呂みたいなことも多く、地獄である。
何度かブログでも書いている気もするが、自分は、超暑がりである。世の中から、夏がなくなってしまえば良いと本気で思っているし、冬場でも積極的に暖房をオフにして、周りの顰蹙を買うことに躊躇はない。だから、春以降の山は、登山口から1時間くらいが常に試練である。暑くてもう帰りたい、と思うことが多い。
しかし、よく考えてみたら、自分は夏になっても、秋冬の長袖をそのまま着ていることに気づいた。そりゃ暑い。色々と登っているうちに、同行者の助言やネットの書き込み等を参考に、ここのところ少し対策を練っている。
続きを読む【新戦力】ブラックダイヤモンド小型ザック ナイトロ22(赤)を投入
登山は物欲との戦い。
- 序論:小型ザックが欲しくなってしまった
- ある日曜日にビックロに寄った
- NITRO22(赤)と遭遇
- 家で外観などをチェック
- 荷物詰め込み開始。予想以上に色々入って驚く
- 実際に四阿山登山で使用してみた感想は◎
- まとめ
序論:小型ザックが欲しくなってしまった
完全に夏山モードとなり、携行する水の量は増えているものの、普段行く登山であれば荷物は少なくて済む。しかし、ここで問題が。小型ザックを持っていないのだ。正確に言えば、5年ほど前に旅行用に購入したThe North Faceのリュックがあり、低山などはこいつを利用していた。ただ、もう5年もたてば色々問題も発生していたり、荷物の納まりも登山目的で考えるとイマイチなリュックでもある。
続きを読む【靴擦れ】テント泊登山で発生した試練の原因は?
登山に靴擦れはつきものである、というフレーズを見かけるが、これまで登山靴の中で「緊急事態発生」という経験はゼロだった。もちろん、日帰り登山であれば荷物は軽量。雪山や冬山で荷物が多くなっても、38リットルのザックに入る荷物の重量は限界があるからだ。
それが、今回の鳳凰三山の初テント泊で、見事に初体験。
発生したトラブル:靴擦れ
発生した靴擦れ症状は以下の通り。
- 右足薬指、小指
- 左足小指
- 右足カカト外側
- 左足カカト外側
- 右足のアキレス腱に沿った裏一体(比較的軽症)
このうち3と4は、下りの途中で靴擦れの違和感(というか痛み)が強く出たため、途中で脱いで絆創膏とテーピングで応急措置を実施。1と2は絆創膏のみ。登山を初めてから、毎回テーピングを持ち歩いていたが、今回初めて使うことになった。持っていてって良かった。
続きを読む【抜群】鳳凰山の傷を癒しに平標山の奥へ進む(2017年7月15日)
なんだその傷とは? 秘密である。次のアップを待てほしい。
好山病の人々がインターネット上で持ち寄る情報の中で、平標山というフレーズが目に留まることが多い。手軽に稜線歩きが出来るとか、高山植物が豊富だとか。しかし、これまでその名前に馴染みはなかったし、まずもって、どこにあるのだろうか、そして何と読むのか?
どうやら新潟県に登山口があるものの、谷川連峰のひとつだとか。谷川岳といえば、2000Mもない標高ながら、雪山はど迫力だった記憶が鮮明に残っている。これはなかなか期待できそうだ。さて、もう1個、何て読むんだ?「ひらひょう」「ひらしめ」が常識的な大人の回答だろう。
タイラッピョウ
なんだ、このコミカルな音は。リズム的に「井出らっきょ」を想い出す。
吸い込まれていきそうな稜線...
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