【バリア全開】NIKWAXでハードシェルの撥水効果を復活させるの巻
天気予報と自分の予定があわずに、久しぶりに家でボンヤリ過ごす週末。こういう時に限って、ブログやSNSを見ると、みんなの「晴れた山に行きました!」という報告で溢れ帰り、なんだか損した気分になる。時間があるので、近所の東急ハンズに行き、掃除道具やら文房具を物色していると、イイモノを発見した。
NIKWAX
ソフトシェルやフリースの類は、中性洗剤を使ってドライモードで洗濯機にかけておしまいだが、今回はNIKWAXを試しに使ってみることにした。
NIKWAXテックウォッシュとウォッシュイン
グリーンがテックウォッシュで、洗濯洗剤。
パープルはウォッシュインで、撥水加工剤。
普通の洗剤と何が違うかと言えば、用途がレインウェア、スキーウェアー、ザックなど撥水効果が必要な生地に使えること。さらには、洗濯機で使用可能。
面倒くさがりな自分でも使える。
ラベルを見ると、緑のテックウォッシュ(洗濯洗剤)だけでも、撥水効果の回復と活性化がされるようだ。撥水効果の復活のためにスプレーも持っているが、今回は、雪山シーズンにフル回転したハードシェルのメンテナンスのため、少し手厚くやることにした。スプレーだとどうしてもムラが出ると思われる。
早速洗濯機に投入する
いつものこの赤ハードシェルと、黒いハードシェルパンツ。
- ジッパーは全部閉める。ストラップも閉じる。
- 一応、怖いので、上下別々にネットに入れる。
- 緑のテックウォッシュを入れて、洗濯機スタート。15分くらい。
- 「すすぎを多め/長め」と「脱水しない」
- 緑ボトルには乾燥させると書いているが、紫ボトル(撥水加工剤)は、濡れたまま再度洗濯機に投入しろと書いてあるので、従う。
- 紫のウオッシュインを入れて、再度洗濯機スタート。15分くらい。
- 紫は、緑よりも、「水多め」、「すすぎ1回」、「脱水なし」
- 終了後、乾燥機でしっかり乾燥させる。
推量の目安、投入する液体の量、すすぎ回数とかは、ボトルにちゃんと書いてあるのでそれに従うだけ。それよりも、いつも洗濯から脱水まで勝手に洗濯機がやってくれるので、今回のように細かく設定する操作のほうが厄介だった。
効果
弾く!
洗濯前の状態を撮影しておけば良かった。
洗濯前も、流石に染込むことはなかったが、なんというか、水滴が軽快に転がらない感じだった。洗濯後は、水をかけても、手で払えば全部飛んでってしまう感じ。
普通の洗剤と同じように使えて、洗濯機に放り込んで乾燥させるだけでバリア復活。強いて問題点をあげるとしたら、コスパ。緑の洗濯洗剤はまだいいが、紫の撥水加工剤は、ジャケット1−2枚での仕様目安が300mlと記載されている。このボトルが1本300ml...
何と1回につき1本のペース。
千円以上するのが確実な商品なため、気軽に使うのはちょっと厳しい。シーズンが始まったら緑ボトルで洗濯してスプレーで撥水加工して済ませ、シーズンが終わるor始まる直前に紫で完全復活させる、というのが賢い使い方だろう。