【浮力GET PARTⅡ】エキスパートオブジャパンのワカン使ってみた!
衝動買いに近い形で購入した、エキスパート オブ ジャパンのワカン。
装備方法もおぼつかないものの、折角購入したので、現地で装備の練習も兼ねて、実践練習をしてみた。
【目次】
安達太良山で使うタイミング
比較的勾配も緩く、それに加えて雪の量も期待できる安達太良山で、早速試してみた。
まず、安達太良山のルートだが、登山口から「くろがね小屋」までの登りは、雪の量が少なく使う気になれなかった。また、くろがね小屋から頂上に至る迄は、風景に見とれてしまい、これまた使う機会が。。。
しかし、雪の量は、見ての通り。使うにはなかなか良さそう。
ちょうど下り始めた当初は、普通にアイゼンのみ装着していたが、フカフカの雪、ところどころ踏み抜くような場所に遭遇したので、いよいよ装備。
装着完了
アイゼンと同じくらいの手間で履けた。
アイスバーンはなさそうなので、とりあえずワカンだけ装着。(アイゼンはザックへ)
ワカンの使用した感想
早速、歩き始めてみると、思っていたよりも雪の中に沈む。
なんだ、結局沈んでしまうじゃないか、浮力GETじゃないじゃん、とがっかり。
しかし、アイゼンに履き替えるのは面倒なので、そのまま下り続ける。
ところが、歩いていてある変化に気づく。軽い!
フカフカの雪に足を入れても、スムースに足を運べる。スピードが出せる。
どうやら、ズボッと足を踏み入れた後に、足を上げる時の負荷が圧倒的に軽いようだ。このため、足の回転も早いし、スピードもでる。それに、ワカンつけていないときより、やはり沈みは僅かに浅い。
段々とその軽快さが嬉しくなり、意味もなく、トレースのないところを歩き始めた。こんに軽快な雪山の下りは初めてだ。
よく、アイゼン外すのが面倒でそのまま登山口まで降りてくることもあるが、段々と足に負荷がかかって、「痛い!」まではいかなくても疲労を感じたりする。しかし、ワカンだとそれがない。なんて便利なグッズなんだろうか。これを最初に考案した先人、偉い!
安達太良山であれば、軽アイゼンとワカンで快適(軽く&速い)な登山ができそうだ。
ワカン装着の唯一の弱点?
ワカンには下方向に金属の刃が2枚ずつ付いているものの、凍っている場所とか、雪解けしてるようなところだと、ズルっといくことも。このため、ワカンだけで雪山を踏破しようとは思えなかった。
とりあえず、使うメリットをあまり感じないトレッキングポールなんかより、ずっと登山を軽快にしてくれることがわかった。軽いし、なかなかオススメである。
ちなみに、ワカン使用した登山記録は、以下のリンク。
- ジャンル: スポーツ・アウトドア > アウトドア > 登山・トレッキング > スノーシュー
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