K10's Memorandum

いきなり登山が好きになりました

【散財2】夏山登山を快適にするための特別チーム編成

登山に行かないと、道具を語るしかない... 

悪天候もあり、数週間ぶりに登山のない週末を過ごした。登山記録がないため、今回の記事は、夏山対策の状況を簡単に書いていきたいと思う。

 

 

登山をしても夏は暑いという罠

山しています、と言うと、「山は涼しくていいですよね〜」という反応が帰ってくることがある。いや確かに、稜線まで出れば涼しい、というか高山で風があると寒いし。しかし、そこに至までに樹林帯はサウナ風呂みたいなことも多く、地獄である

何度かブログでも書いている気もするが、自分は、超暑がりである。世の中から、夏がなくなってしまえば良いと本気で思っているし、冬場でも積極的に暖房をオフにして、周りの顰蹙を買うことに躊躇はない。だから、春以降の山は、登山口から1時間くらいが常に試練である。暑くてもう帰りたい、と思うことが多い。

しかし、よく考えてみたら、自分は夏になっても、秋冬の長袖をそのまま着ていることに気づいた。そりゃ暑い。色々と登っているうちに、同行者の助言やネットの書き込み等を参考に、ここのところ少し対策を練っている。

 

半袖を着てみた(コロンビアの山シャツ)

あまり普段半袖を着ることはない(暑がりなのに)。しかし、やはり半袖にすれば、通気性もアップするし、涼しいのではないか?ということに、今になって考えつく。

こいつが、地元のスポーツ用品店のセール対象になっていた。ポリエステル70%とコットン30%みたいな割合のシャツが多い中、こいつは、ポリエステルとナイロンの組み合わせ。綿が入っていると、汗で濡れると乾かないので、全くコットンを含まないシャツを探していたので。手に取った感じも悪くはない。

 

半ズボンとタイツを着てみた(ワコールCW-X)

普段それほど下半身の蒸れは気にならない。多分、インナータイツがうまく作用しているのだろうと思う。しかし、今回はより冷涼な登山を実現すべく、半ズボンも履いてみた。しかし、半ズボンを履くと、足が剥き出しになる。トレランの人は平気で半ズボンで走っているが、ちょっと絵的に嫌なのと、前回の笹薮みたいなところでの防御力が気になるところである。

 

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ワコールのサポートタイツCW-Xである。

この手のタイツは、当初は懐疑的であった。なんと言っても結構な厚みのあるタイツで、これをピタっと履くのだから、蒸れたり、そもそも暑いだろうと思っていた。しかし意外なことに、もの凄い涼しいタイツである。締め付けも心地よく、この感覚は結構病みつきになる。岩場の少ない低山なら、間違いなく今後はローテーション入り。

 

装着するとこうなるのである

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先週のナイトロ22の記事で使った写真の横撮バージョンである。現像で思いきり露出を高めているので、日焼けが目立たない写真となった。

シャツとタイツは上で紹介したもの、ザックは例の赤ナイトロ22号

半ズボンは、何でも良かったのだが、Mammutの黒いパンツに遭遇したので...

靴はザンバランのレザーブーツ。(これが最軽量の登山靴なので)。

もっと軽量で冷涼なスタイルはあるだろうが、自分のいつもの登山装備に比べると、この装備でも相当軽快で涼しい感じになる。1つだけ問題があるとすれば、半袖のままだと、笹薮でチクチク痛かった、ということくらいか。もちろん高温多湿の中での登山なので暑いのだが、汗でウェアがグッショりになることもなく、風が吹けば相当涼しさを感じることが出来た。

 

汗を拭くタオルを発見する

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少し前に棚を整理していたら、こいつが出てきた。1年前に買ったまま未使用だったマイクロファイバーのタオル。なぜ使わなかったのか不明だが、この1年、普通のタオルを使い続けていた。サイズは、登山道で頻繁に使うにはちょうど良いくらいのサイズである。

 

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ボタン式で引っ掛けるところがある。これは重宝した。使い終わったら、ザックのトップ部分のどこかに引っ掛けておいて、そのまま歩いていれば自然乾燥。素材も速乾なので、すぐにサラッとした使い心地に戻った。

 

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袋に戻すとこの通りのコンパクト感。小さくまとまる。しかし、頻繁に使うタオルなので、あまり畳んで携行するケースはないかもしれないが。とにかく、家の中から発掘したお宝であった。

 

脱水対策(おまけ)

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いつもは500mlのナルゲンのボトルを携行して、空になる度にザックの中のタンクから補充していたが、容器が小さいと補充回数がやたら増えてしまう。このため、思い切ってデカいの(1リットル)を調達してみた(ポイント溜まっていたので)。

効果はとても高い。同じ量の水を持っていても、すぐ取り出せる位置に大容量があると、こまめに補給できて良い。水も行動食も、常に十分な量が手許近くにあれば補給回数が増える、逆に言うとザックを下ろさないといけないと、面倒でちょっとだけ我慢したりしてしまい、結果的に良くないのではないかと思われる。

 

ああ、山に行きたい。

 

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