【遠足準備】テント泊に行くのにテントがない (アライテント エアライズ2)
以前、安達太良山の登山記をアップした時、大容量ザックを「テント泊のために」購入したと記述した。本当はゴールデンウィーク明けくらいに初陣を飾りたかったが、最初から「半冬山」みたいなテント泊はちょっと...と思い、ズルズル6月まで来てしまった。しかし、毎週ノンビリ日帰り登山を楽しんでいるうちにカレンダーが進み、テント泊計画の日が近づいてきた。
しかし、ザック以外、何も準備していない。
これはマズい!とようやく気づき、先週くらいから慌ててリサーチを開始した。普通に登って降りたりするための道具は一式揃っているし、防寒/防風/防水も雪山装備の組み合わせなどで問題ない。ただ、意外に購入しないといけないものが沢山あり焦る。
何はともあれ、テント泊に行くのだから、テントを買わねば。
テント探しを開始する
職場や家の近くにある登山ショップをグルグル回る。しかし、インターネットで見ると、テントは色々なメーカーから多数の商品が出ているように見えたが、ショップに行くと店頭に置いてあるテントの種類は意外に少ないことが印象的だ。また、ウェアや靴と違い、商品はスタッフバッグの中に収納された状態で展示されていることが多く、実際どんな感じなのかがわかりづらい。
登山道具を買うときは、機能や使い心地(着心地、履き心地)はもちろんのこと、見た目がカッコいいかどうかを重視して選ぶ、つまり直感で「えい!」と決めることが割と多いが、流石にテントでそれをやって外したらシャレにならなそう。そういうわけで、インターネットや登山をやっている周りの人の意見を聞いて、見た目はわからないが、とりあえず最初なので、オーソドックスで信頼性の高いものを買うことにした。
最初はこんな感じのイメージでいたが、もっと色々勉強してから「カッコよさ」を追求することにした。
候補者たち
テント本体は、雪山登山靴、ハードシェルと同じくらい高価なものになるが、テントで有名なメーカーは、いつも慣れ親しんでいる靴やウェアのメーカーとは異なる。このため、自然とモンベルが候補に入ってきた。
モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 1型 [1人用] サンライトイエロー 1122475-SUYL
- 出版社/メーカー: モンベル(mont-bell)
- メディア: スポーツ用品
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これは実物(組み立てた状態)も見ることができて、なかなか良いではないか!と思い、ほぼこれを購入する気でいた。
しかし.....
か、カッコいい...
あるキャンプ用品のお店でこれを見てしまい、急激に決断が鈍った。しかし、カッコいいのだが、そこに置いてあったエリクサー2という商品は2キロ以上の重量で、ちょっと怯む。ハバハバというもっと軽量モデルのテントもあったが、高い!
そして、購入に至る
結局入手したのは、モンベルでもなく、MSRでもなく....アライテント
しかもエアライズというコテコテの王道である。
テント本体にフライシートが付属。下に敷くアンダーシートは付いていないので別で購入。
スタッフバッグに入った状態で500mlペットボトルと比較してみると、結構大きく感じる。ただ、当初予想していたよりも遥かにコンパクトで、また軽量(1,550g)。値段もMSR製品より大分抑えられた。あまりにも無難なチョイスになったが、山の頂上で夜を明かす場所なので、変な冒険はしなかったということである。
練習と購入活動の継続
買っただけでは使い物にならないので、せっせと張る練習をしなければならない。毎日は難しいが、本番までにはスムーズに作業できるようにしておきたい。
そして、テント泊に必要なものはこれだけではない。
購入予定リスト
- 【シュラフ】メーカーは少ないが、サイズ、素材、保温力の組み合わせがあり迷い中。
- 【シュラフカバー】夏山だと不要説もあったが、一応購入リスト入り。
- 【マット】寝心地を犠牲にすれば不要と言う説もあるが、犠牲にはできない。
- 【灯り】山の中は真っ暗だ。何か光らせなければいけない。
- 【食材】夕食、朝食まで考えて持参するので、献立を考えなければ...
他にも色々あるのだが、ここに挙げただけでも、総重量が相当アップ。雪山のアイゼン、ピッケル、ワカンなどの装備一式がなくなっているので、重量アップ感は緩和されるだろうが、一体全部で何キロになるのだろうか。
とりあえず、今回はここまで。
購入したテントとシュラフについての以下の記事がありますので、読んでください。
実際にテント泊で使用した感想は、以下の記事でまとめています。