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K10's Memorandum

いきなり登山が好きになりました

【雪違い】残雪期の赤城山をザクザクと進み、道具を失う

スケジュールと天候が合わず2週連続で登山ができず、今週も微妙な天気予報。何としても登りたく、赤城山に行ってきた。赤城山は、ご存知の通り、1個の山を指すのではなく、複数の山々の総称。確かに、湖(大沼湖)の周りをグルっと大小の山達が囲んでいる。

赤城山 - Wikipedia

ここを選んだのは、自分ではなく、同行人がここに行きたい、という希望を聞いたものである。とりあえず、一気に1周するぞ、という意気込みでスタートしたのであった。

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〜麓(赤城神社付近)付近から、大沼湖を撮影〜

そう、写真を見て分かる通り、天気が悪い。このため、本日の写真も、若干どんよりしたイメージになっている。どうやら、同行人は、雨男のようだ。

 

赤城山へのアクセス、スケジュールなど

毎度のことながら、公共交通機関で接近した。

電車で東京→高崎→前橋と乗り継ぎ、前橋駅からは路線バス。

前橋駅8:45発目的地のビジターセンターは9時半着)のバスくらいしか候補がなく、午前中になるべく周りたいという人は、タクシーか自家用車にしたほうが良さそう。

赤城山の主峰は黒檜山となるが、そのお隣の駒ヶ岳から登り、横に移動するイメージで計画をたてた。黒檜山を駆け下り、時間の限り、他の山も制覇する計画だ。

バス停近くの駐車場で装備を整え、スタート。

 

登山には常に予想外の出来事が発生するようだ

駒ヶ岳登山口」の標識を見つけて登ろうとした途端、意外に雪が残っていることに驚く。自分は軽アイゼン、同行人はチェーンスパイクを持参していていたので、早速装着。しかしである。

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この微妙な感じの雪。ザクザク

雪解けが進むが、まだまだ残る。

引き締まってるのでアイゼンは効く。

ただ、凍ってすべる箇所と、足が埋まる場所が混ざっている。自分は気にならないが、同行人が大苦戦を開始する。

 

 

どうやら、チェーンスパイクは刃が小さいので、雪への刺さりが弱いらしく、踏ん張りが効かないようだ。少し前に登った硫黄岳は、片栗粉のようなパウダースノー(?)に苦戦したが、今回の雪も、確かに歩きやすいとは言えない。

とりあえずは、何かの役に立つと思い、自分の持っていたストックを貸す。彼は、ストックを持ってくるのを忘れた。 

最初の30分くらいは、なかなかの登り。(急登とまではいかないが)

ただ、登り切ると、もう稜線っぽい場所へ。同行人が雪と格闘しているのを励ましながら、進んで行く。

 

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駒ヶ岳に到着だ。開けていて結構展望がいい。

少し休み、主峰を目指す行軍開始、そして、事件が起こる

駒ヶ岳から黒檜山に向かうには、一度少し下って、その後登りが続く。

f:id:S-D-K10:20170415233727j:plain正面が黒檜山。

写真のエリアは傾斜はそうでもないが、少しずつ角度がついてくる。同行人は、貸してあげた魔法の杖でバランスをとりながら、後をついてくる。

「あーーーーっ!」

 

 

謎の叫びを聞く。

....

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この通り、ポッキリと折れてしまった。

折角硫黄岳で仲直りしたと思ったトレッキングポールであったのだが。。。

 

s-d-k10.hatenablog.jp

 

そして、不幸なことに、自分は毎回1本しかもってきていない。その1本が折れてしまうということは、同行人は魔法の杖を失うことを意味する。我々の行動スピードが、驚愕するほど大きく落ちる。

 

黒檜山へ

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黒檜山の山頂

「絶景スポットが2分」らしく、進んで行く。

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左下の白いのが、冒頭の写真に映っている大沼湖。

近場は見えるが、天気が悪く、遠くが見えない。

とはいえ、パノラマ風景は悪くない。

山頂付近はゆっくりできる場所がある。

昼食でも食べようとした途端、氷の雨が降り始める。

一通り写真を撮り、恒例の行事も終わらせ、そそくさと下山開始。

 

そういえば、

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誰かが、綺麗な雪だるまを

頂上付近に残していた

カワイイので、一枚残す

ありがとう、作った人

 

 

 

 

その後の2人組の行動

魔法の杖を失った同行人は、黒檜山の下山もやはり苦戦。

下山ルートは、傾斜が結構あるのと、凍っている部分あり。

地図では1時間ちょっとの距離が、降りたときには2時間経過。時計は2時半。

残念ながら、この様子から、ここでおしまい。

全てを周り尽くすぞ、という意気込みとは裏腹である。

 

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麓に戻り、赤城神社をお参り。 

 

本日の装備(備忘記録)

小型のザックも考えたが、天候が悪い可能性もあり、予備のレイヤーやらを入れることもあり、いつものオスプレー赤(38リットル)。

 

【レイヤリング】

ベースレイヤーは念のためメリノウール継続。中間着はフリースを外して、薄手のペラペラのポリエステルのフルジップアップを装備。1,800メートルという標高や、時期も4月ということでの選択だが、結果としては、薄手でもフリースを持って行けばよかった気がしないでもなかった。天候が崩れると、保温力の確保は必要。今回は、サブで薄手のダウンを持っていたので問題はなかったが、なかなかこの時期はレイヤーの選択が難しい気がする。

また、高山ではないのでハードシェルもお休み。防風は新調のレインウェアを使用。稜線は風が強い時間帯もあったが、薄手のレインウェアでも、全く問題にならなかった(ただ、フリースがあっても良かったかな、、、くらい)。

【雪山装備】

雪山道具は持たず、トレッキングポールと軽アイゼン。今日のコンディションだと、軽アイゼンは必須だと思う。ザクザクした雪には、よく刺さる。

靴は厳冬期用ではなく、マインドルのジョラスGTXを久しぶりに履いた。厳冬期用ばかりはいていると、こいつも非常に軽く感じる。

最後に

あまり赤城山そのものの話を書けなかったので、最後に。

実際には一部しか周っていないものの、行動距離が長くないが、一方で、ある程度の勾配があったり、稜線や岩なんかもちゃんとあって、全く退屈のしないコース。どこかで、雪山練習にはいい、みたいな記事を見た記憶があるが、確かに、いいかもしれない。スパルタに登りたい人には、ちょっと物足りないかもしれないが、展望もよく、仮に晴れていたら、とても美しいものが見られるような気がする。

そういえば、トレッキングポールを1本失うことになったが、考えてみたら、もともと、自分はあまりポールを使わないのと、使っても1本だけ使うくらい。なので、今回不幸にも折れてしまったが、そこまでのダメージではない。それより、魔法の杖なしで、同行人が無事下山できて良かった。

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黒檜山の下山途中からの大沼湖を撮影 

 

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