K10's Memorandum

いきなり登山が好きになりました

【通過】最も近くて遠い百名山 丹沢山へ到達するの巻(2018年5月12日)

初心に戻って登山をしたい

なぜか、Hatena Blogで写真がアップできない状態になってしまい、投稿は久々である。少し前の登山であるが、気を取り直して書いていこう。

5月中旬、週末の登山プランを話し合っていると、登山中にしばしば「顔面蒼白」になる友人は、「初心」という言葉を口にした。「初心に戻る」もなにも、我々は初心者じゃないか!と心の中で思ったが、淡々と登りたいようだ。甲武信ヶ岳鷹ノ巣山あたりが思い浮かんだが、丹沢に行くことで合意となった。塔ノ岳は何度も立ち寄ってるが、ヤビツ峠、あるいは鍋割山から塔ノ岳を経由することがほとんどで、そのまま塔ノ岳から大倉尾根を下ることが多い。これまで丹沢山まで足を伸ばす機会はなかった。

IMG_6292丹沢山

こちらはキャサリンのほう。(前から名札あったっけ?)

 

  • 初夏の登山道は気持ちが良い
  • 本日の目的でもある丹沢山への稜線歩き
  • 唯一期待外れの山頂
  • 最後に
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【ソリ】残雪期の至仏山。パノラマ展望と高速下山の巻(2018年4月21日)

残雪期の登山は皆さんお気をつけを

4月も後半に入った。仕事の都合でお互いのスケジュールがなかなかあわなかった「先輩」から、週末登山の誘いを受けた。恐るべき脚力を持つこの人物を満足させるために、何を提案できるだろうか。甲武信ヶ岳丹沢山、秀麗富獄十二景のどこかなど、とりあえずドM系のコースを頭に思い浮かべる。しかし、本人から「尾瀬」というキーワードが聞こえてきた。

尾瀬おぜ、オゼ、OZE....

桟道を歩く山ガールの映がなぜか思い浮かんだ。しかし、待て。今は4月。都心は暖かいが、高山帯はまだ雪山。でも尾瀬周辺の山は一体どんな状態なのか?そんな楽しい事前のイメージトレーニングをしつつ、当日を迎えた。今回は至仏

IMG_6189至仏山

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【育成】LOWA TIBET GTXの購入から現在まで(ローバー チベット GTX)

久しぶりに登山靴の記事です

TIBET21

  • 序章:チベット購入の経緯
  • 靴探し開始とTIBET購入に至るまでの紆余曲折
  • Open The Box
  • 使用開始から8ヶ月経過 
    • 履き心地は非常によい
    • 重量感はあまり感じない
    • お手入れ
  • 使用中の写真はなかなか難しい
  • 最後に

 

序章:チベット購入の経緯

登山をするために必要なアイテムで大事なものを3つ挙げよ。そう聞かれれば、多くの人は「登山靴」を回答すると思う。自分もそう思う。登山靴に何を求めるかも、多くの人は似ている気がする。カッコ良くて、出来るだけ軽くて、丈夫で、そして値段も安いなど。ただ、タウンユースの靴や、他の装備品と異なり、登山靴は「足に合う」かどうかが全てに優先すると思う。

Zamberlan(ザンバラン)とMeindl(マインドル)の2足を山域によって使い分け、後者のジョラスGTXという靴を主に高山帯で使用していた。足へのフィット感が良く、固さが十分な一方でそれほど重くはなく、足首から上の可動も確保されていてなかなかいい。が、しかし、使用開始して数ヶ月後、20kgのザックを担いで臨んだテント泊で見事に靴擦れとなり、エライ目にあうことになった。

現在もこの靴を履いている。靴下やインソールを替えたり、事前に靴擦れ予防のテープをしたりして、誤魔化しながら使っていると言った方がいい。靴擦れしなければ非常に良い靴なのだ。靴擦れしなければ。

そして、これほど見事なまでに靴擦れを起こすということは、それが仮に重いザックを長時間担いだことが原因だとしても、この靴は本来的に自分の足に合ってないのだと思うに至り、その代わりとなる一足を探す旅が始った。

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【御礼2】K10's Memorandumアクセス50,000達成&1周年

ブログを開設して1年が経過しました。

繁忙期で年明けから登山やブログアップが思うようにできずにいましたが、

その間もアクセスが伸び、50,000アクセスを無事突破(祝)

ブログを開始した時は、1年で10,000アクセス行けば御の字だと思っていたので、この数字は良い意味で意外です。毎回記事を読んでくれている方々、また、登山道具レビューに引き込まれてアクセスした方、皆様に感謝であります。

投稿した記事はこれを含めて89。こちらは意外に少なかった。どうしても記事に写真を入れたいので、その準備に時間を使ってしまうと、書く回数も減ってしまうという背景です。文字だけで勝負したいけど、なかなかそれもブログ的には厳しいわけで。

4月から登山回数も増えてくるので、登山や道具の記事もどんどんアップして行きたいと思います。

 

5万記念

 

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【大変革】意外に雪が残る南八ヶ岳・編笠山登山へ(2018年3月24日)

雪があってラッキーか、それともアンラッキーか

たしても仕事の関係で登山に行けない週が続き、気づけば3月下旬になってしまった。今週ようやく登山に行けそうなので、一緒に行ってくれる愉快な仲間達に連絡したところ、「顔面蒼白の友人」と予定があった。自分には特に行きたい山系がないので、いくつか天気の良さそうな山を提案してみたところ、返って来た答えは実に意外なものだった。南八ヶ岳編笠山南八ヶ岳の中では標高が低め(2,523.9M)で、雪山での主峰クラスに比べれば危険度は下がるが、なかなかな歯応えである。彼も完全に八ヶ岳の魅力に取り付かれてしまったらしい。

網笠山2018IMG_5557

山頂から観る主峰たちは、素晴らしく凛々しい

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【隊列】久々の雪山登山で谷川岳へ(2018年3月3日)

2ヶ月ぶりの雪山登山である

スケジュールと天候の兼ね合いで、年明けの八ヶ岳から意図せず雪山から遠ざかってしまった。カレンダーはもう3月に突入で春近し。慌てて週末に雪山登山の計画をたてた。しかし、なんだか遠くに行って2日間を使うのは気が引けて、近場で選ぼうと思い谷川岳とした。2016年に雪がある状態で登っている(無雪期は昨年9月)が、今回は3月、前回は積もり始めた12月だったので少し状況が違うでしょう、と期待しつつ。

 

やっぱり抜群のアクセスの良さは嬉しいの一言

谷川岳は自分の中では好きな山のかなり上位である。積雪期に西黒尾根から登るのであれば話は違うかもしれないが、自分など手っ取り早く絶景が観れるのであれば無理せずロープウェイで上まで行ってしまうので、なんせコンパクトで良い。また、ロープウェイまでのアクセスも、新幹線1時間、バス40分で悪くはない。天神平スキー場から目的地は標高差600Mなのでシビアさはないけれど、超楽チンでもなく適度な負荷。そして、下山すると温泉街。。。色々な意味でバランスの良い目的地だと思っている。

 

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さて、天神平スキー場である。ボードを担ぐ若者が多いが、登山客も結構いた。

 

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どうやら本日、スノーボードの何かのイベント(競技会)が開催されていたようだ。スキー場全体に、とんでもなく軽いノリのMCが響き渡る。登山開始で妙に調子を狂わされたが、まぁ仕方ない。でも、スノーボードをやる人たちって、年齢層も若いし、ファッションも色々あって明るい感じがして良い。

 

スキー場横から登山開始

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スキー場の横からスタートだが、早速急斜面なのでアイゼンとポールを装備。無風なのでフリースのままで、手袋なし。冬山とは思えない気候だ。この最初の急斜面は、体も温まっていないので、結構息が切れる。そして、汗を大量にかいてしまう。。。

 

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一気に登り切ると、もうここからは稜線開始という美味しいコース設計。さっそくパノラマ展望をおがみ、ここに来て良かったと実感する。

 

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真横にある天神峠側を観ると、謎の行列。滑降待ちのボード集団のようだ。絵的には、この大人数が一気に滑降開始したら壮観だろうと思ったが、危ない。

 

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そう言うわけで、気を取り直して本日の目的地の2つのピーク。写真中央くらいから↗︎↖︎↗︎といった順番で尾根がはっきり見えて、そこにポツポツ人が登っているも確認できる。肉眼で観てみると、結構すごいところ登っていると感じる。

 

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少し進んだところで1枚。見ての通り、凄い人である。天気が良いこともあって、登山客の数がとても多かった。雪山なので、ポツンと1人だと心細いが、あまり多いと、それはそれで変な感じもする。

 

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前後に人がいるので、なかなか落ち着いて写真が撮れない。風紋の写真を少し暗く現像してみた。この辺の雪は、固く凍った感じになっている。

 

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天神尾根のコースは、夏場は危険箇所はゼロだが、積雪期で危険箇所で挙げられるトラバース。今回は、岩をグルッと巻くような道になっていたので、あまり怖さはなかった。2016年にきたときは、ここの積雪が中途半端で、右上の岩からちょっとしたクライミングのような格好を強いられ正直怖かった。

 

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遠くから観るとこんな感じ。左下も右下も落ちたらちょっとヤバし。注意して歩けばなんてことはないが、特に下り側はご注意を。

 

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熊穴沢避難小屋。とはいっても、小屋は雪の遥か下に埋まって、こいつだけが地上に飛び出している。無風で妙に暑いため、ここで水分補給。

核心部の稜線へ

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避難小屋のところで水分補給をしていたら飛行機雲。見える尾根の角度と平行だ。

 

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ここからは一心不乱にこの道を進むのみ。天気が良く人も多かったということで、他のSNSでもこの手の写真がいっぱいアップロードされていた。いやーしかし、人影が途切れることなく続いているので、登山道がこの先どうなっているかがよくわかること。

 

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この最後のハイクアップは、なかなかの負荷であるが、眺望がとても良いので、ふと歩みを止めたとき、疲れを忘れさせてくれる。だからこういう解放感のあるコースは良い。

 

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登山道の右側は斜面だけで、あまり展望は臨めないが、なぜか1ヶ所だけ樹が。またしても、暗めに現像してみた。

 

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樹を撮影していて上を観ると、右奥の稜線から登る集団が。西黒尾根からだろうか?気合いが入っております。

 

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最後のハイクップ。この先が「肩の小屋」。

 

頂上付近からの景色を楽しんで下山開始

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ここが山頂ではないが、妙にここに来ると何かを達成した錯覚に陥る。とりあえず、更に先を目指す。。。

 

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トマの耳は、ものすごい沢山の人がいて、写真をゆっくり撮っている場合ではない。こりゃ、オキの耳もすごいんだろうな。

 

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うーん、もうこれだけの人影をみた瞬間、オキの耳はいいや、と思い「肩の小屋」に戻ることにした。とりえあず、小屋裏の裏手(売店入口側)に回り込み、そこで休憩。

 

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小屋の裏側の標識。標識にくっついたエビの尻尾がすごいことになっているではないか。

 

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万太郎山の方面に伸びる稜線の見事なこと。秋口の部分紅葉した景色も素敵だったが、雪化粧をまとうと一転して凛々しい感じ。

 

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いい!

 

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これもいい!(といいつつ、これはトマの耳から撮影)

 

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さらに、小屋も入れた構図でも1枚。

ザックをおいて色々撮影している間に、ふと気づく。ランチを買い忘れた。。。幸い、ホットコーヒーをポットに入れて来たので、ゆっくりコーヒーを飲みながら、ブラックサンダーを頬張り、あたりの景色を堪能した。観るものを観て、撮るものを撮ったので、あとはさっさと下山。

 

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下山は下山でなかなか迫力のある景色。途中、足がズボッとハマる場所もあったが、アイゼンがしっかり効く道なので、よいペースで歩けた。大半の人は「オキの耳」を往復するため、下山する人はまだ少なく、登りのような人口過密状態ではなかったのが幸いだった。

 

最後に

人の多さと、無風に近く暑さに閉口した一座だった。 ただ、これだけの絶景を、冒頭で述べたような手軽なアクセスで楽しめるのだから、何とも贅沢な登山だと思う。この日、6時半に東京を出発して、東京駅に戻ったのは16時半。10時間と書いてしまうと、それでも結構長いなと思う一方、通常の日帰りよりは随分と早い帰宅である。

この週末はたまたま気温が高かったのかもしれないが、そろそろ厳冬期も終わってきたため、登山ウェアも考えないといけないかもしれない。メリノのベース+R2の組み合わせは、この日の谷川岳では暑すぎた。下山は、R2は脱ぎ、ベースレイヤーにハードシェールを羽織るだけにした。

もう暫くすると、雪が溶け始めて歩きにくい雪山が多くなりそうなので、今シーズンはあまり行けていないが、今年の雪山チャレンジはあと1回あるかどうか、というところだろうか。

 

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一番最後は下山時に見えた八ヶ岳方面の一枚。

 

以下、前回の無雪期谷川岳登山の記事です。

 

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【非登山】何もしないために修善寺へ向かうの巻(2018年2月23日)

今回は登山ではない

数ヶ月に一度投稿している「登山ではない」記事である。幸運にも3連休の週末をとることができ、色々な経緯もあり、修善寺に向かうことになった。仕事が一段落して、通常であれば山に向かい、綺麗な空気と絶景で癒されるハズなのだが、登山も準備が大変だったり、行き帰りの公共交通機関のことを考えると面倒な部分もある。このため、本当に「何もしない」ために温泉宿に向かうことにした。

 

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選んだ場所は修善寺。もちろん地名は知っていたし、伊豆にあることも存じ上げていたが、無性にこの地名に惹かれて選択。何の前提知識もない。きっと寺があるのだろう、くらいのレベルで乗り込む。新幹線で三島へ向かい、そこからローカル線へ乗り換える。駿豆線というらしいが、何て読むんだ?このマッタリした電車で30分で着く。

 

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駅からバスに乗り10分もせずに修善寺温泉に到着。修善寺に早く到着しすぎて、チェックインできず。宿に荷物を預けて、とりあえず温泉街(?)をプラプラする。

 

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温泉街のマップを入手してまず向かったのが『竹林の小径』と呼ばれる場所。平たく言えば、竹があるだけであった。悲しいかな、マイナスイオン的なものは登山で存分に経験してしまっているため、竹だけではちょっと物足りない。

 

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何だか立派な温泉旅館である。本日の宿はここではない。

 

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続いて、修禅寺にやってきた。寺である。いや、それ以外の感想はない。

 

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寺だ。地名は修寺で、このお寺は修寺。何ででしょうと思いググってみたら、昔はお寺の名前も修善寺で、途中(といっても大昔)に改名したらしい。

 

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本日はソニーコンデジ。荷物を増やしたくないので、一眼レフはお留守番となる。

 

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温泉街であり、温泉がメインであるためか、あまり驚く様な場所はなかったが、何も考えず温泉街を歩き回る。途中、坂を発見。

 

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あたりはグルっと小さな山に囲まれているので、少し歩くと、登山道の香りがする場所が出てくる。そういえば、修善寺からは百名山天城山も近いはず。駿豆線の車窓からも、急峻ではないけど立派な山々が見えた。そうか、登山して温泉宿に泊まる選択肢もあったではないかと考えたが、もちろん後の祭り。

 

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こんな感じの小さな山、というか丘。

 

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小さな山を降りてきたところで、チェックイン可能な時間になった。

 

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本日のお宿。温泉宿の世界のことはほとんど無知に近いが、とりあえず評判が良いので予約してみた。修善寺温泉のバス停の真ん前にあるので、ここをバスで訪れる者は絶対に迷わないでしょう。

 

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古くて渋い宿である。正面入口を除き、建物はかなり年期の入った外観だったが、内側は超綺麗である。

 

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内庭の池には鯉がいらっしゃる。鯉の餌が置いてあり、少年がキャッキャしながら餌をまく。しかし、満腹らしく鯉は寄って来ない。5分ほどの間、「スイミー」のCMが頭の中を流れる。絵本ではない、そういう魚の餌のCMがあったのだ(今も売ってるのか?)

 

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お宿のHPにも掲載されているアングルから中庭を一枚。

 

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部屋もとっても広く、綺麗で、くつろげる(写真は電話だけ)。とりあえず、内線9番に電話して、ビールを注文。4時くらいからダメ人間が始動した。

 

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部屋に備え付けられた露天風呂。1泊で3回浸かってみた。大浴場露天風呂2回、貸切露天風呂1回なので、滞在20時間で6回の入浴。8時間寝てるので、2時間ごとに風呂に入っていた計算になる。

 

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食事をする場所とは別に、湯上がりにゆっくりするスペースがある。漱石の何とか、という名前がついていた。どうやら、ここ、夏目漱石に何か縁があるお宿らしい。無料のコーヒー(自分で豆をひける)、無料の牛乳とコーヒー牛乳、なぜかヤクルト。初日は金曜日だったので館内は人も少なく快適だ。

 

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夕食。ボリューム満点で味もよい。写真を取り損ねたので、お酒だけアップ。銘柄は忘れたが、危険なほど飲み易いやつだった。部屋に戻り、カーリング女子を観ながら、温泉に入り、またお酒を飲み就寝。翌朝も温泉→朝食→コロコロ→温泉というダメ人間継続。チェックアウトが正午でOKというプランだったので、午前中はずっと宿にいた。

さぁ土曜日は午後は。。。ちょうど良い時間に「踊り子号」東京行があったので、それにのり、さっさと帰宅。2日間、食べる、飲む、浸かるだけで何もせずに終了。さぁ、次の週末は山に向かおう。

おしまい。