【二面性】百名山 大菩薩嶺の稜線歩きと急降下
今年登った山の数の数え方は色々あるだろうが、自分なりのルールによると、今回が20座目となる。週末中心に日帰り登山ばかりしている割には、なかなか悪くないペースだと思う。ただ、少し仕事の疲労も残っていたり、また天気予報も微妙な週末であったため、先週に引き続き、手軽で平和な登山をすることにした。
選んだ大菩薩嶺は以前から気になっていた。東京からのアクセスも悪くはなく、難易度もかなり低い。しかし、八ヶ岳、同じ秩父山系の瑞牆山や金峰山のほうが魅力的で、後回しになっていた。
開放的で美しい稜線は、今まで登った山々にはない魅力があり、アクセスの良さ、登山道の安全さも含め、人気を集める理由がよくわかった。
〜賽の河原付近からの大菩薩嶺側を撮影。稜線が何とも印象的なルート〜
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【遠足準備】テント泊に行くのにテントがない (アライテント エアライズ2)
以前、安達太良山の登山記をアップした時、大容量ザックを「テント泊のために」購入したと記述した。本当はゴールデンウィーク明けくらいに初陣を飾りたかったが、最初から「半冬山」みたいなテント泊はちょっと...と思い、ズルズル6月まで来てしまった。しかし、毎週ノンビリ日帰り登山を楽しんでいるうちにカレンダーが進み、テント泊計画の日が近づいてきた。
しかし、ザック以外、何も準備していない。
これはマズい!とようやく気づき、先週くらいから慌ててリサーチを開始した。普通に登って降りたりするための道具は一式揃っているし、防寒/防風/防水も雪山装備の組み合わせなどで問題ない。ただ、意外に購入しないといけないものが沢山あり焦る。
何はともあれ、テント泊に行くのだから、テントを買わねば。
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【スクルト】Mammut エアロスピードジャケットで出掛けてみる
4月以降、気温がどんどん上昇し、雪解けが進むと、さすがにアウターに中厚手のフリース(自分の場合はレギュレーター)や、保温性の高いソフトシェルだと暑い。アルプスにでも出向けば別なのかもしれないが、なかなか泊まり登山をするチャンスがない。一方で、森林限界を超えたり、超えなくても稜線に出て風があると、やはりちょっとした防風や保温が必要。
お守りとしてのソフトシェル
ソフトシェルの出番なのだろうが、昨年はモンベルのライトシェルジャケットを持ち歩いていた。
(モンベル)mont-bell ライトシェルジャケット Men's 1106517 CYL シトロンイエロー S
- 出版社/メーカー: mont-bell
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: ウェア&シューズ
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これはこれで、値段も安く、適当に扱えて良いのだが、如何せん着用する機会が少ない。 もしかしたら、この1年で3回も羽織っていないかもしれない。透湿性もそこそこあり、防風もしてくれるのだが、裏地があるせいもあって行動着としては暑い。別に不満のあるジャケットではないが、どうも暑がり、汗をかく自分にとっては、少し使い勝手が「わからない」アイテムになってしまっている。とはいえ、厳冬期の薄手のダウン同様、その他の季節はお守りとしてザックに忍ばせておくので、もしかしたら、いつか役にたつかもしれない。
今年の春以降装着しているソフトシェル
春以降、余程の高山帯でも行かない限り、ベースレイヤーと薄い羽織りもの(Marmot)、そしてレインウェアで何とかなるだろうと思ったのだが、物欲に負けて1枚買ってしまったのだ。
それがMammutのAeroSpeed Jacketというやつ。
マムート AEROSPEED Jacket Men エアロスピード ジャケット メンズ black/ブラック 1010-25310 XL
- 出版社/メーカー: マムート
- メディア: その他
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これのオレンジを購入。
4月以降携行する回数が増え、ほぼ毎回羽織っている気がする。
これが現物である。
- 無念、赤がないので、オレンジである。
- 薄い。極めて薄いが、パタゴニアとかのウィンドーシェルのような「裏地のない極薄フィルムジャケット」ではなく、一応裏地がある(なので少し保温)。
- ストレッチが絶妙で柔らかい(これが購入した決定打)。
- 透湿性が良いらしく、行動着で使える。暑がりの自分でも結構着用。
- 防風効果バッチリ。
- 防水効果もあり。(ファスナーも防水用になっている)
- 細身でかっこいい。
これが5,6回くらい使ったところでの感想である。最近でいけば、1,000Mくらいの低山(丹沢、奥多摩)、2,000M弱の鷹ノ巣山、赤城山、2,500Mくらいの蓼科山や男体山でも使用。薄いし、スタイリッシュなデザインなので、電車や街中でも違和感なし。
そう、幸せなことに、非常に気に入っている。
なぜか、エアロスピード、という名前がピッタリ合う気がしてならない。
ついでに相棒のパンツも
先日の蓼科山の山頂の1枚。
ここで着用しているのが、マムートのエアロスピードジャケットだ。そして、コーデ相手になっているパンツは、同時期に店員の魔法にかかり購入してまったもの。
Milletのセーニュストレッチパンツ
ミレー【MILLET】 セーニュ ストレッチ パンツ MIV01409 GRIS ALUMINIUM(2318) M
- 出版社/メーカー: ミレー(MILLET)
- メディア: その他
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(注) 記事を書いた当時は、MilletのHPに商品カタログで出ていたのだが、2017年に新作のボトムスが出てからはHPからは消えてしまった。Amazonや楽天ではセーニュストレッチパンツは入手可能なようだが、自分の持っている型番(MIV01503)は見つけることが出来なかった。上記写真は、持っている型に似てるが、別のボトムスとなる。
ナイロン中心だが、これも大変に柔らかく、動きやすい。膝は立体裁断なので足上げも問題ない。また、シルエットがとっても綺麗で、普通に街中に履いていける。だめ押しとして言えば、ずっとドライである。このドライ感は結構すごく、夏場に蒸れないのはもちろんのこと、撥水効果がもの凄いのである。詳しくは、燕岳登山の記事にて書かせてもらった。
冬以外に使用していた某M社の人気薄手パンツが使っていたのだが、湿気や、シャツをつたった汗が染込むと、乾燥が間に合わないのかずっと濡れたような状態になってしまい、長いこと困っていた。単純に、そのパンツは薄手の部類だが少し厚みはあるので、単純比較はできないが、とりあえずミレーのパンツはサラサラしていて気持ちいいのだ。
鷹ノ巣山でも装着
最後に
お店をプラプラ回っていると、どこのメーカーからも、いいなぁと思うウェアがいっぱい出ていて非常に迷う。多分、ここで紹介したウェアと似たものや、もしかしたらもっと高機能だったりコスパがいいものもあるかもしれない。最後は直感でしょう。
ちなみに... 先ほどの写真の靴は、マインドルのジョラス君である。
宣伝のような投稿であった。。。